生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症・痛風・睡眠時無呼吸)の診療
さのクリニック(仙台市宮城野区小田原)では、高血圧症・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症(痛風)・睡眠時無呼吸症候群などの生活習慣病を診療しています。呼吸器・アレルギーを専門とするクリニックとして、生活習慣病と呼吸器疾患の合併にも対応し、全身管理をご提案します。GLP-1受容体作動薬・SGLT2阻害薬・インスリン療法にも対応しています。予約・電話不要でお気軽にご相談ください。
高血圧症
高血圧症は、血圧が慢性的に高い状態が続く病気です。自覚症状がないことが多く「サイレントキラー」とも呼ばれ、放置すると脳卒中・心筋梗塞・腎臓病など重篤な合併症につながります。
こんな方はご相談ください
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- 健診で「血圧が高い」と言われたことがある
- 血圧が高めだが症状がないので放置している
- 以前処方された降圧薬を自己判断でやめてしまった
当院での検査
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- 血圧測定・問診による生活習慣の評価
- 採血:腎機能・電解質・脂質・血糖など合併症リスクの評価
- 尿検査:蛋白尿・微量アルブミン尿(腎障害の早期発見)
治療
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生活習慣の改善(減塩・適度な運動・禁煙・節酒・体重管理)を基本とし、必要に応じて降圧薬を処方します。合併症の状況に応じて、SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬など心臓・腎臓を保護する効果が期待される薬剤も選択肢となります。
よくあるご質問
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- 自覚症状がなくても治療が必要ですか?
- はい。高血圧は症状がないまま血管・心臓・腎臓にじわじわとダメージを与えます。症状が出てからでは手遅れになる場合もあるため、早めの管理が大切です。
- 降圧薬を飲み始めたらずっと飲み続けないといけませんか?
- 生活習慣の改善によって血圧が十分に下がった場合、減薬・中止を検討できることがあります。自己判断での中断は危険ですので、必ず医師にご相談ください。
糖尿病・糖尿病予備群
糖尿病は血糖値が慢性的に高い状態が続く疾患です。初期はほとんど症状がありませんが、放置すると網膜症・腎症・神経障害(三大合併症)や、動脈硬化による心臓病・脳卒中のリスクが高まります。「糖尿病予備群(境界型)」の段階での介入が重要です。
こんな方はご相談ください
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- 健診で「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と指摘された
- 口渇・頻尿・体重減少が気になる
- 家族に糖尿病の方がいる
- 肥満・メタボリックシンドロームを指摘されている
当院での検査
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- 採血:空腹時血糖・HbA1c(過去2〜3か月の血糖状態を反映する指標)・インスリン分泌能評価
- 尿検査:尿糖・尿蛋白・微量アルブミン尿
治療
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食事療法・運動療法を基本とし、必要に応じて薬物療法を行います。当院では以下の薬剤に対応しています
- SGLT2阻害薬:血糖コントロールとともに、心臓・腎臓への保護効果が期待される薬剤です
- GLP-1受容体作動薬等(オゼンピック・トルリシティ・マンジャロなど):血糖改善・体重減少効果があります。肥満を伴う2型糖尿病の方に特に有用です
- インスリン療法:内服薬だけでは血糖コントロールが難しい方に対応します。週1回投与のインスリン製剤(アウィクリ®等)にも対応しています
- GLP-1受容体作動薬の処方は、診察・検査で適応を確認したうえでご提案します。
よくあるご質問
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- HbA1cがいくつ以上だと糖尿病ですか?
- HbA1c 6.5%以上(空腹時血糖126mg/dL以上なども基準)が糖尿病の診断基準です。6.0〜6.4%は「糖尿病予備群」とされ、この段階での生活習慣改善が発症予防につながります。
- インスリン注射は一度始めたらやめられませんか?
- 病態によります。血糖コントロールが改善し、内服薬での管理が可能になった場合は減量・中止できることがあります。まずはご相談ください。
脂質異常症(高コレステロール血症)
脂質異常症は、血液中のLDL(悪玉)コレステロール・中性脂肪が高い、またはHDL(善玉)コレステロールが低い状態です。自覚症状がないまま動脈硬化が進行し、心筋梗塞・脳梗塞のリスクが高まります。。
主な検査値の目安
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項目 基準値(目安) 異常と判断される目安 LDLコレステロール(悪玉) 60〜119 mg/dL 140 mg/dL以上で高LDL血症 HDLコレステロール(善玉) 40 mg/dL以上 40 mg/dL未満で低HDL血症 中性脂肪(トリグリセリド) 150 mg/dL未満 150 mg/dL以上で高トリグリセリド血症 - 数値の基準は個人の心血管リスクによって目標値が異なります。健診結果をお持ちいただくとスムーズです。
治療
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食事(脂質・糖質・アルコールの調整)と運動習慣の改善が基本です。生活習慣の改善だけでは目標値に達しない場合は、スタチン系薬剤などの脂質低下薬を処方します
よくあるご質問
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- コレステロールは食事だけで下がりますか?
- 食事・運動改善で改善する方もいますが、遺伝的な要因が大きい場合は生活習慣の改善だけでは限界があり、薬物療法が必要になることがあります。まず3か月程度の生活習慣改善を試みてご相談ください。
高尿酸血症・痛風
尿酸は細胞の代謝によって作られる物質で、血液中に多くなりすぎると関節などに結晶として蓄積し、激しい痛みの発作(痛風発作)を引き起こします。また、高尿酸血症は腎臓病・高血圧・心臓病とも関連が深く、総合的な管理が重要です。
症状
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- 足の親指の付け根・足首・膝などが突然激しく痛み、赤く腫れる(痛風発作)
- 痛風発作がなくても、血液検査で尿酸値が高いと指摘されている
- 痛風発作の最中は患部を冷やして安静にし、できるだけ早くご受診ください。発作中の激しいマッサージや温めは症状を悪化させることがあります。
当院での検査
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- 採血:血清尿酸値・腎機能・脂質・血糖(合併する生活習慣病の確認)
- 尿検査:尿酸排泄量の評価(薬剤選択に役立てます)
治療
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発作期と発作間欠期で治療の考え方が異なります。発作中は消炎鎮痛薬で痛みをコントロールします。発作が落ち着いた後は、食事・生活習慣の見直し(プリン体の多い食品・アルコールの制限、水分摂取など)を行い、必要に応じて尿酸降下薬を継続処方します。
よくあるご質問
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- 痛風発作のときはすぐに病院に行くべきですか?
- できるだけ早くご受診ください。発作の痛みは消炎鎮痛薬で和らげることができます。また、発作中に尿酸を急に下げる薬を開始すると発作が長引く場合があるため、薬の使い方について医師の判断が必要です。
- 尿酸値が高くても痛風発作がなければ治療は必要ですか?
- 尿酸値が9.0 mg/dL以上、または8.0 mg/dL以上で合併症(腎臓病・高血圧・糖尿病など)がある場合は、発作がなくても薬物療法を検討します。腎臓への負担を防ぐためにも早めの管理が勧められます。
慢性腎臓病(CKD)
慢性腎臓病(CKD)は、腎機能の低下やたんぱく尿が3か月以上持続する状態の総称です。高血圧・糖尿病・脂質異常症と密接に関連し、放置すると透析が必要となる末期腎不全や、心筋梗塞・脳卒中などの心血管疾患リスクが高まります。早期発見・早期介入が腎機能の保持につながります。
こんな方はご相談ください
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- 健診で「クレアチニンが高い」「eGFRが低い」と指摘された
- 尿検査で「たんぱく尿」「血尿」を指摘されたことがある
- 高血圧・糖尿病・痛風を長年患っている
- むくみ・倦怠感・夜間の頻尿が気になる
- CKDは初期に自覚症状がほとんどなく、健診の血液・尿検査で偶然発見されることが多い疾患です。
当院での検査
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- 採血:クレアチニン・eGFR(推算糸球体ろ過量)・尿酸・電解質・貧血評価
- 尿検査:たんぱく尿・微量アルブミン尿・尿沈渣(血尿の確認)
- eGFRはCKDのステージ(G1〜G5)の判定に用います。ステージに応じて管理目標と治療方針が異なります。
治療・管理
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CKDの進行を抑えるために、以下の管理を総合的に行います。
- 血圧管理:目標血圧130/80 mmHg未満(たんぱく尿がある場合は特に厳格な管理が重要)
- 血糖管理(糖尿病性腎症):HbA1cのコントロールとともに、腎保護効果が期待されるSGLT2阻害薬の活用
- 食事療法:塩分制限(6g/日未満)・たんぱく質の過剰摂取を避ける(ステージにより制限が異なります)
- 尿酸管理:高尿酸血症はCKDの進行因子のひとつであり、適切なコントロールを行います
- 進行したCKDや、進行性病態の腎臓疾患を疑う場合、eGFRの年間低下が大きい症例では腎臓専門医への紹介をご提案することがあります。
よくあるご質問
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- eGFRがいくつ以下だと腎臓が悪いと言えますか?
- eGFR 60 mL/分/1.73m²未満が3か月以上続く場合、CKDと診断されます。60〜90は軽度低下、45〜60は中等度低下とされ、それぞれの段階で管理目標が設定されます。
- 腎機能が低下したら透析は避けられませんか?
- 適切な血圧・血糖・食事管理を続けることで、腎機能の低下速度を抑えることが期待できます。早期からの介入が最も重要です。
生活習慣病・いびきのご相談はお気軽に
さのクリニック(仙台市宮城野区小田原弓ノ町100-1 アンサンブル・メディカルビル4F)
※初めての方は診療終了の1時間前まで(月曜夜間は新患18時まで)にお越しください。
予約・電話不要TEL: 022-291-2680